もくじ
Visual Effects for Games in Unity
本ビデオ教材の特長
Visual Effects for Games in Unity - Beginner To Intermediate
By the end of this course you will have started your own portfolio as a Triple-A Visual Effects artist for Games.
学習難易度:初級~中級
ゲーム数:VFXサンプルが3つ
ジャンル:Visual Effect
最新更新年月:2019年12月
Unityバージョン:2019.1
ビデオ数:Sectionは9まであり、全部で67個
ビデオ再生時間:合計6h程度
言語:英語
価格:現在、通常価格が約2,000円程度(セール時の最安価格は1,500円ぐらい。)
学習期間:1日1h~2h程度の学習で約1週間(※私の場合)
評価:4.5
概要
本講座は、UnityのPerticle Systemを使用したVisual Effectの作成チュートリアルです。以下の3種類のパーティクル・エフェクトを作成するチュートリアルが主な学習内容となります。
- スパーク・エフェクト:花火のように火花の散るエフェクト表現です。
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エリア・エフェクト:エリア効果のある回復エフェクトやパワーアップエフェクトに使えるエフェクト表現を作成します。( 1.1)
1.1 Area of Effect
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ビーム・エフェクト:攻撃エフェクトに使えるエフェクトを作成します。( 1.2)
1.2 Projectile Effect
本学習の際に使用したUnityバージョンは、Unity 2020.3.32f1です。
チュートリアル完了後の感想
Unityでビジュアルエフェクトを作成する場合、今はVFX Graphの方が新しく強力なツールではあるのですが、高い処理能力が必要となったり、実行環境が制限される場合がありますので、モバイル環境でも実行可能なParticle Systemによるエフェクトもまだまだ使えるシーンがあると思います。Particle SystemによるVFXの作成を学習するにはこのチュートリアルがおすすめです。
このチュートリアルでは、ビルトインのParticle Sysetemコンポーネントの機能を使うだけではなく、エフェクトに使用するTexture(テクスチャ)の作成方法や3D Meshの作成方法まで丁寧に学習することができます。通常、Unityの学習コンテンツでテクスチャの作成やメッシュの作成まで学習できる教材はほとんどないです。
ちなみにエフェクト用のテクスチャ画像はPhotoshopで作成しています。また、3DモデルはBlenderで作成しています。いずれも簡単なテクスチャや3Dモデルを作成しているので他のソフトウェアを使用しても作成可能だと思います。私はPhotoshopを持っていないので、Clip Studio Proでテクスチャは作成しました。
チュートリアル内では、Unityのバージョンは2019で、デフォルトのBuid-in Render Pipelineを使用していると思います。今回の学習ではUnity 2020のURPを使用してプロジェクトを作成しました。一部、URPの設定を自分で対応する必要があるのですが、おおむねURPでも対応できると思います。
また、Unity 2019のPost-Processing Stack (v2)とUnity 2020のURPで導入されたPost Processgingは仕様変更があって結構、設定方法などが変わっているので、もしURPで作成する場合はちょっと調べる必要が出てくると思います。ただ、Unity公式のマニュアル等を参照すれば、それほど困難ではないと思いますので、是非挑戦してみて下さい。
今回学習したコースの評価としては4.5で、0.5マイナスにしています。その理由は、Unity EditorでのInspecter等のパラメータ設定時の画面が小さくて数字がはっきりと見えないことが多々あったことです。
Learn To Create A Roguelike Game In Unity
本ビデオ教材の特長
Learn To Create A Roguelike Game In Unity
Game development made easy. Learn C# using Unity and create your very own classic RPG!
学習難易度:初級~中級
ゲーム数:1つ
ジャンル:2Dゲーム
最新更新年月:2020年9月
Unityバージョン:2019.2
ビデオ数:Sectionは23まであり、全部で124個
ビデオ再生時間:合計19.5h程度
言語:英語
価格:現在、通常価格が約13,000円程度(セール時の最安価格は1,500円~2,000円ぐらい。)
学習期間:1日1h~2h程度の学習で約2週間(※私の場合)
評価:5.0
概要
本講座は、トップダウン(Top-Down)型の2Dゲーム開発を学習できます。2Dのピクセルアートを使用したアクションゲームを開発する流れを学習します。
学習の際に使用したUnityバージョンは、Unity 2021.3.0f1です。
チュートリアル完了後の感想
1つの2Dゲームの作成を通じてゲーム開発の学習を行うチュートリアルになっています。その分学習密度が高い内容だと思いました。2Dゲームを作成したいという方には学習教材の1つとしてとても良いと思います。
他の学習コンテンツと比較して良いと思った点が2つあります。1点目は、自動レベル(ステージ)生成システムです。それほど複雑なシステムではないのですが、単純な部屋をつなげて、各部屋の敵キャラクターの種類や数、アイテムの種類や数でバリエーションを増やすことができる仕組みを学習します。( 1.3)
そして2点目は、マルチキャラクターシステムです。キャラクターを複数用意してステージ開始前に好きなキャラクターでゲームを開始できるという機能です。プレイヤーキャラクターの特徴を色々と拡張すれば、結構面白いことができるのではないかと思います。
チュートリアル内で作成されるC#スクリプトのコードの質は低い傾向が見られますが、全体的に2Dゲームのサンプルとしては十分な質を持ったチュートリアルだと思います。