【Unity 2Dゲーム】Udemyで学ぶ、15本目

The Ultimate Guide to Creating an RPG Game in Unity

Posted by 51n1 on 24 Nov, 2023

もくじ

本ビデオ教材の特長

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Learn to Create a Metroidvania Game using Unity & C#
Game development made easy. Learn C# using Unity and create your own 2D action game!

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学習難易度:初級〜中級
ゲーム数:1つ
ジャンル:2D RPG Game / Side-view
最新更新年月:2023年10月
Unityバージョン:2021.3
ビデオ数:Sectionは23個、ビデオは全部で188個
ビデオ再生時間:合計38h程度
言語:英語
価格:現在のレートで定価7,000円程度(セール時の最安価格は1,300円ぐらい。)
学習期間:1日1h程度の学習で約6週間(※私の場合)
評価:4.5

概要

本Udemyコースではダークソウル風の2D RPGアクションゲームの制作を学習できます。

私が本チュートリアルの学習に使用したUnityバージョンは、Unity 2023.1.16f1〜2023.2.0f1です。

学習内容

Section 1: Introduction (3min)

本コースのイントロダクションです。

Section 2: Watch before you start (13min)

以下についてテキストスライドを用いて解説されています。本コースで学習するにあたっての心構え的な部分を説明しています。

  • コース受講の方針について
  • 短期集中コース(Crash Course)について
  • エラーやバグに対する心構え

Section 3: Crash Course on Unity (3hr 23min)

本セクションでは簡単な2Dアクションゲームの作成が学習できる短期集中コースです。初級者の方はここでメインパートに進む前にUnityやC#の基本要素を学習できます。中級者以上の方は本セクションはスキップしても問題ないです。

Prototype - Unity Editor

Section 4: Player's Finite State Machine (2hr 26min)

ステートマシーンを利用して主に以下のプレイヤーキャラクターの作成と設定を学習します。

  • アニメーションとアクション(待機、移動、ジャンプ)
  • 地面検知
  • キャラクターの向き
  • ダッシュとウォールスライド
  • ソードアタックのアニメーションとコンポアタックの設定

Section 5: Training Ground Setup (36min)

トレーニング用のレベル作成と設定を学習します。

  • タイルマップの作成と設定
  • カメラ、Cinemachineの設定
  • 背景イメージのパララックス設定

Section 6: Enemy's State Machine (1hr 5min)

敵キャラクターのステートマシーンの作成と設定を学習します。

  • 待機ステートと移動ステートを設定
  • バトルステート、アタックステート
  • 攻撃モードへの移行処理を実装

Enemy - Unity Editor

Section 7: Battle system (58min)

バトルシステムの構築を学習します。

  • アタック検知処理を追加
  • ヒットエフェクトの追加(フラッシュ、ノックバック)
  • ヒット(スタン)状態の設定
  • カウンターアタックの設定

Section 8: Skill system (17min)

スキルシステムの概要について学習します。

Section 9: Clone skill (26min)

Section 10: Sword Skill (1hr 56min)

Section 11: Ultimate skill (1hr 4min)

Section 12: Magic crystal ability (1hr 27min)

上記4つのセクションで4種類のスキルを作成し設定します。

  • クローンスキル(分身)
  • ソードスキル(投げナイフ)
  • ブラックホールスキル(全体攻撃)
  • クリスタルアタックスキル(遠方攻撃)

Section 13: Stats and elemental ailments (2hr 59min)

キャラクターステータスの設定を追加します。

  • ヘルスステータス(HP)を追加
  • 死亡処理を追加
  • 主要ステータス(strength, agility, intelligence, vitality)の追加
  • 防御ステータス(maxHealth, armor, evasion)の追加
  • 攻撃ステータス(damage, critChance, critPower)の追加
  • クリティカルダメージの追加
  • マジックダメージの追加
  • 属性ステータスの追加(Ignite, Chill, Shock)
  • HPのスライダーUIの作成と追加
  • 属性効果のエフェクトを作成

Section 14: Items and Inventory (3hr 52min)

アイテムとインベントリ、クラフトシステムの作成について学習します。また、以下について学習します。

  • アイテムのドロップシステムの作成
  • ユニークアイテムの作成
  • ステータス増加の効果のあるアイテムエフェクトの作成

Item and Inventory - Unity Editor

Section 15: UI (5hr 44min)

4つのメニュー画面とHUDを作成し、UIを学習します。

  • キャラクターステータス
  • クラフト
  • スキルツリー
  • オプション
  • インゲームUI

キャラクターUI - Game View

クラフトUI - Game View

スキルツリーUI - Game View

オプションUI - Game View

インゲームUI - Unity Editor

Section 16: Save and Load (1hr 16min)

セーブシステムの作成と設定を学習します。以下の項目を外部ファイルにJSON形式で保存し暗号化します。

  • お金
  • インベントリーデータ
  • 装備データ
  • スキルツリーデータ

Section 17: Scene management and souls (currency) (1hr 30min)

メインメニューを作成します。メインメニューには、コンティニュー、ニューゲーム、ゲーム終了の3つのボタンを追加し設定します。

また、ゲームオーバー画面とチェックポイントを作成し、ゲームオーバー時にお金をドロップするシステムを追加します。

Section 18: Audio Manager (1hr 5min)

サウンドエフェクト(SFX)とバックグラウンドミュージック(BGM)の設定について学習します。

  • Audio Mixerの設定
  • オプション画面に音量スライダー機能を追加・設定
  • 特定エリアのサウンド設定

Section 19: Game polish - Mechanics (35min)

ここまでで作成した機能について以下の修正をします。

  • ノックバックの修正
  • プレイヤーキャラクターの修正
  • スケルトンキャラクターの修正
  • メニュー画面表示時、ゲームをポーズする処理を追加

Section 20: Polish stage - Visuals (1hr 51min)

各種エフェクトの作成と設定を学習します。

  • 炎ダメージ、氷ダメージ、雷ダメージのエフェクトをParticle Systemで作成
  • Blackholeエフェクトを追加作成
  • ヒットエフェクト、クリティカルヒットエフェクトをアニメーションで作成する
  • ダストエフェクト
  • ダッシュエフェクト(スプライトを複数表示)
  • スクリーンシェイク(振動)エフェクト

Section 21: Build and publish (36min)

Windowsアプリのビルド設定を学習し、WebGLアプリをビルドしてitch.ioで作成したゲームを公開する方法を学習します。

Section 22: Additional secton - Enemies (4hr 42min)

追加の敵キャラクターを作成します。

Section 23: Additional section - bug fixes (5min)

最後にバグ修正します。

チュートリアル完了後の感想

本コースを学習し、個人的に良かった点としては剣撃・剣技のソードアクションアニメーションを使うことができたことです。また、ビデオ総時間は相当長いものとなっており、1日1h程度の学習時間では全体完了するまで1ヶ月以上必要でした。

学習できること

  • Unityで2Dゲームを作成するための知識や方法
  • C#スクリプトによるゲームプログラミング

学習できないこと

  • アニメーション、ピクセルアートやグラフィック、サウンドなどゲーム素材の作成
  • 色々な仕掛けがあるような凝ったレベルデザイン
  • ショップシステム

良い点

  • 2Dゲームに必要な実用的なプログラミング手法が学習できる
  • ナレーションの英語にクセがなく聞きやすい
  • ScriptableObjectやクラス継承の多くの実例を学習できる
  • スキルツリーの実践的な実装方法を学習できる
  • 本格的なUI画面の作成を学習できる

悪い点(注意点)

  • ほぼC#スクリプトの作成がメインになるので、初級者には少し難易度が高い
  • 学習内容のほとんどがスクリプトの作成に時間を費やすことになるので長時間のプログラミング学習でも我慢できる忍耐力を求められる
  • ゲーム開発というのがいかに地味な作業であるかを実感できる
  • コース完了までに少なくとも35時間以上必要