【Pixel Art】Udemyで学ぶ、6本目

Pixel Art Master Course - Beginner to Professional/Freelance

Posted by 51n1 on 26 Nov, 2021

もくじ

本ビデオ教材の特長

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Pixel Art Master Course - Beginner to Professional/Freelance
Learn ALL about pixel art in an always growing course! Get access to basic and pro techniques with daily feedbacks!

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学習難易度:初級
ジャンル:Pixel Art
最新更新年月:2021年11月
使用ソフトウェア:Aseprite、Pyxel Edit
ビデオ数:Sectionは15あり、全部で141個
ビデオ再生時間:合計16.5h程度
言語:英語
価格:通常で約10,000円(セール時の価格は1,500円ぐらい。)
学習期間:1日1h~2h程度の学習で約1か月(※私の場合)
評価:4.5

概要

本記事ではドット絵(ピクセルアート)の学習ができるUdemyコースを紹介したいと思います。

本コースはピクセルアートをビデオゲームの制作に活用することを想定した学習内容となっているので2Dゲームを制作したいという方に最適なコースです。もちろんドット絵の描き方を学習したいという方にもおすすめです。

学習内容

本UdemyコースはBasic、Intermediate、Adavancedの3つのパートに分かれています。各パートの学習内容について簡単に記載しておきます。

Basic (Section 1 - 9)

Basicではピクセルアートを描くための4種類のソフトウェアの紹介と簡単な使い方の説明から始まり、ドットによる線の描き方、基本的な物体の影の付け方、色の原則といった基本的な内容を学習します。そして実践に移ってシンプルな形のオブジェクトの描き方、ゲーム制作で使えるタイル絵やタイルセットの作成や背景画の描き方を学習します。また、簡単なキャラクターとそのアニメーションの作成方法を学習します。

Simple Objects

Basic Character Animation

Intermediate (Section 10 - 13)

Intermediateでは2Dゲームの一般的な画面デザイン4種類を元にそれぞれキャラクターの作成や背景、タイルセットの作成までを学ぶことができます。

  • Platformer View
  • Top Down View
  • RPG View
  • Isometric View

Platformer View

Top Down View

Advanced (Section 14 - 15)

Advancedでは、例としてソード(剣)を作りながら高解像度のピクセルアートを学習します。ここの例はひとつなので少し物足りない感じがしました。次に、フリーランスの一般的な心得やガイドラインのレクチャーとなります。ピクセルアーティストに限らない話しですが、ポートフォリオの作成や料金の設定、仕事探しで使えるウェブサイトの紹介などフリーランスで生きていくためのヒントを教えてもらえます。ここは説明のみとなるので参考程度の情報となっています。

フリーランスや副業で使えるマネタイズ可能なオンラインサービスは最近、色々とあります。本ビデオでは一部しか紹介されていませんでしたが、自分でも色々と試してみたいと思いました。

チュートリアル完了後の感想

このコースを購入した理由はドット絵を作成してUnityで2Dゲームの開発することでした。このチュートリアルだけではゲームで必要な全てのドット絵を作成することはできないかもしれません。たださらにチュートリアルによる学習が他に必要かというとそうではなく、チュートリアルはこれで十分です。後はひたすらにドット絵作成の練習が必要だと思いました。

ちなみにこのコースを受講した際にも実感したのですが、実技の伴う学習というのはとても時間がかかります。ですので、大変ですが、受講完了後も実技の継続が必要だと思いました。

プラス・マイナスの評価をリストでまとめてみましたので、以下、参考にして下さい。

プラス評価

  • 受講の前提となる知識は特に不要で一からドット絵の制作理論を学べる。
  • 一般的な2Dゲームを例にしてドット絵の作成方法を学べる。
  • 代表的な2Dゲームのデザインを元に学ぶことができる。
  • Asepriteを使って学習できる。
  • 低解像度のピクセルアートの制作過程が十分学習可能で、コースを終了したら、後は描くだけ。

マイナス評価

マイナス評価については自分なりの解決策についても一緒に併記しました。

  • ビデオの中で講師が作成しているドット絵のサンプルは全て配布されていない。
    ⇒サンプルがあれば、参考にできるけど、自分で作らないと練習にはならないので頑張って自分で作ればよい。
  • 最近機能追加されたAsepriteのTilemap機能を使ったレッスンがないこと。
    ⇒YouTubeで探すことができる。
  • 高解像度のピクセルアートの制作過程は一部しか学ぶことができない。
    ⇒高度な技術は他の本などを見て勉強すれば良いだろう。邦書でピクセルアートの良書が結構あると思う。