【DTM - Ableton Live】Udemyで学ぶ、5本目

Ultimate Ableton Live 9 COMPLETE: Parts 1, 2, & 3

Posted by 51n1 on 07 Oct, 2021

もくじ

本ビデオ教材の特長

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Ultimate Ableton Live 9 COMPLETE: Parts 1, 2, & 3
Learning Ableton Live the right way: From the basics to the advanced, from Ableton Certified Trainer J. Anthony Allen.

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学習難易度:初級
ジャンル:DTM
最新更新年月:2021年3月
Abletonバージョン:9
ビデオ数:Sectionは19まであり、全部で92個
ビデオ再生時間:合計8.5h程度
言語:英語
価格:通常で約10,000円(セール時の価格は1,500円ぐらい。)
学習期間:1日1h~2h程度の学習で約2週間(※私の場合)
評価:3.5

概要

本記事ではDAWとして有名なソフトウェアのひとつであるAbleton Live 9を学習できるUdemyの学習コースを紹介します。このコースはシリーズとなっており、前半・後半の2つに分かれ、今回はパート1から3までの前半を学習するコースとなります。後半は別のコースで別途購入が必要になります。

本コースはAbleton Liveの使い方にフォーカスした学習内容となっており、Ableton Liveの特徴に沿って基本的な内容を学習します。

Ableton Liveを学ぶにあたってネックなのは、ソフトウェア本体の価格だと思います。現在、Ableton LiveシリーズはSuite、Standard、Introと3つの製品になっています。今のところ、まだサブスクリプションのライセンスは導入しておらず、買い切りのダウンロード版でSuiteは約8万円、Standardは約5万円、Introは約1万円程度します。実際の価格は下記のリンクを参照してください。

Ableton Live Shop

やはり3製品の中ではソフトシンセの種類やサウンド、エフェクトの多さでSuiteがおすすめです。Introはオーディオのスライス機能が使えないようなのでゲームサウンドの制作にはおすすめしません。

私はAbleton Live 9のライセンスしかないため、Live 9を学習できるこのコースを購入したのですが、アップグレード料金は手頃な設定なので、Live 9の操作に慣れたらアップグレードするつもりです。

学習内容

Part 1

パート1はAbleton Liveの主要画面となるSession ViewとArrangement Viewのユーザーインターフェースの学習をします。また、簡単なレコーディング操作を通して作業に必要な各インターフェースを学習します。

Part 2

パート2では本格的にAbleton LiveにおけるオーディオレコーディングとMIDIレコーディングを学びます。また、Session ViewでのレコーディングとArrangement Viewでのレコーディングの違いを確認しながら学習していきます。さらにここではオーディオデータのワーピング(Warping)の方法を学ぶことができます。

Part 3

パート3では、トラックの編集を学習します。ドラムトラックや複数のシンセトラックを作成し、オーディオエフェクトを使いサウンドを作っていきます。簡単なエレクトリックミュージックの制作方法はここで学習できると思います。

day 1.055

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チュートリアル完了後の感想

このコースを購入した理由はゲームサウンドを自作したかったからです。趣味で作るゲームのサウンドはフリーの音源でも構わないとは思うのですが、ゲームに合うフリーサウンドを探すというのも大変になるだろうと予想し、DTMを覚えて、フリー音源だけではなく自分の感覚にあったサウンドを作成し利用できるようにしようというのが次の目標です。

オープニングやエンディングのBGMなどは簡単なものであれば、Ableton Liveを使ってすぐに作れると思います。ただしゲームの効果音の作成には少し慣れと工夫が必要かもしれません。ちなみにこのコースでは効果音等の作成は学習できません。

本コースを受講しながら気付いたところとしては、Bluetoothのヘッドホン・イヤホンは音楽制作時には向いていないです。Bluetoothのヘッドホンを使用したところ、ノイズや音声の遅延が発生したので、Ableton Liveの使用時はUSB接続かアナログ端子接続のヘッドホンが良いと思います。

今回、このコース評価を低めにしたのですが、その理由としては以下の3点となります。とはいえ、おすすめです。

  1. 説明が重複している箇所が散見される。効率的にまとめれば半分ぐらいの時間になるはず。
  2. Ableton Live Completeコースと言いながらが後半は別のコースに分かれてしまっている。
  3. Live 10やLive 11を学習したい場合は追加で別のコースを購入する必要がある。

正直なところ、Ableton Liveの公式のマニュアルは日本語で読んでも良くわからないです。たぶん無理して英語のワードを日本語のカタカナに置きかえて説明しているので、頭で素直に理解するのが難しいのだと考えています。ですが、今回、Udemyの本チュートリアルコースでは実際の操作を見ながら試すことができるので良く理解ができました。Ableton Liveの日本語マニュアル本も少ないので英語に抵抗がない方にはおすすめします。

今回、チュートリアルを参考にしながら作成したループサウンドをリンクしておきます。良し悪しは分かりませんが、参考にして下さい。

51N1 · Elementary Loop1 With Synths

本コースと同じトレーナーの方が作成したLive 10とLive 11のチュートリアルも別途、公開されています。以下、Udemyコースへのリンクを貼っておきます。

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Ultimate Ableton Live 10 COMPLETE: Parts 1, 2, and 3

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Ableton Certified Training: Ableton Live 11 (Part 1, 2, & 3)

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Photo by Eduardo Soares on Unsplash